今月の5日と6日、2日間連続で木質バイオマス見学会が行われました。
全国各地から参加者が集まり、発電所を見学していきました。
雪が心配でしたが、お天気も良くバスも無事に江湖村まで到着しました。
到着してすぐに、発電所の見学を行いました。
みなさん興味深く発電所の説明を聞き、さまざまな質問をしていました。
木質バイオマス熱源兼発電機を見学し、その後、木質チップの乾燥室や乾燥チップのサイロ
などを見学しました。
新しくチップ乾燥室の2階から4階のフロアが完成し、ベルトコンベヤーを導入して初めての
見学会でしたので、皆さん設備やチップの乾燥の仕方なども説明を受けていました。
重機を利用して、ベルトコンベヤーにチップを入れ各フロアにチップを運びます。
フロアにチップを広げ、チップを乾燥させます。
発電所を見学し、お昼には江湖村でお餅バイキングを用意しました。
お餅の種類は、大根餅、エゴマ餅、豆腐餅、くるみ餅、つゆ餅の5種類です。
おかずには、江湖村産の会津地鶏の卵焼き、菊芋の甘酢漬け、フキの佃煮などを用意しました。
お昼を食べながら、見学会にいらしてる方々が素晴らしい方々なので、一人づつ自己紹介を
して頂きながらみなさんで親睦を深めました。
来月も木質バイオマス発電所の見学会を行います。
江湖村木質バイオマス発電所に興味関心を持って頂いてる方々に参加して頂き、
発電所の流れや皆さんが疑問に思っていることを解決して、理解を深めていってもらえれば
とても幸いです。
江湖村の本館1階のフロアに、発電所の熱エネルギー(お湯)を利用した、床暖房設備が
完成しました。
床に温水用のパイプを張り巡らせ、コンクリートで固めました。
その上に、床板を張っていきました。
廃熱を利用した、床暖房システムなので冬もあたたかく過ごすことができるようになりました。
こちらで、木質バイオマス見学会を行ったり、ざまざまな体験型イベントを行ったりと、
有効に活用していきたいと思います。
江湖村の木質バイオマス発電所は、電気の他に大量のお湯も作ることができるため、
床暖房設備や温室などにもお湯を利用できます。
燃料となる乾燥木質チップが順調に乾燥できれば、常時発電ができ、さまざまな施設に電気と
熱を提供でき有効利用できます。
環境に配慮した、再生可能エネルギー木質バイオマス発電で、冬でもぽかぽかな江湖村に
していきたいです。