磐梯山にも雪が積もり真っ白になりました。
江湖村も雪が降り、道路が凍っています。
12月5日(金)に全国より希望者を募り、江湖村バイオマス発電所の見学会を行いました。
江湖村に設置しているバイオマス発電機は、日本で初めて導入したドイツ製小型木質バイオマス
発電機です。
大型のバイオマス発電機はたくさんあるのですが、小型のガス化発電機は数が少ないため、
みなさんとても興味深く見学をしていきました。
当日は、雪が降りとても寒い中での見学会でした。
郡山駅に集合してもらい、駅から江湖村までバスで送迎を行いました。
江湖村に到着し、すぐにバイオマス発電所の見学を行いました。
バルテンシュタインさんに発電システムの説明をして頂きました。
みなさん、たくさん写真を撮ったり質問をしていました。
小型木質バイオマス発電機を見学し、その後、木質チップ置き場やチップを備蓄しておくサイロの
見学なども行いました。
江湖村バイオマス発電所の流れや現状を視察しました。
福島県外からの見学者が多く、岩手県や長野県などさまざまな県から参加者が集まりました。
みなさん、自分たちの住んでいる町の電気を小型の木質バイオマス発電機を利用してまかないと
考えている自治体の方や、道の駅に小型のバイオマス発電機を設置したいという方など目的が
さまざまでした。
江湖村のバイオマス発電所を見学してもらい、みなさんが小型バイオマス発電機を導入する
きっかけになり、自然エネルギーの普及に繋がっていけたらいいと思います。
小型木質バイオマス発電は、森林の手入れで発生する日本の豊かな資源を燃料に、電気と
温水を作るとっても素晴らしい発電です。
大型バイオマス発電では捨ててしまう、熱エネルギーを無駄なく利用できる、小型木質バイオマス
発電の良さを多くの方に知ってもらいたいです。
発電所の見学をし終え、江湖村でみなさんのランチを用意しました。
今回は、江湖村の野菜を使ったお弁当を手作りしました。
メニューは、蕎麦の実ご飯と豚汁、菊芋のハンバーグ、菊芋の甘酢漬け、きゅうりの芋床、
菊芋の煮っころがし、きんぴら、春菊の胡麻和えです。デザートは柿とトマトジャムを使用した
サツマイモの寒天です。
食事を食べながら、江湖村の説明と参加して頂いた方の自己紹介を行いました。
あっという間に帰宅の時間になり、見学会が終了しました。
帰りも江湖村から郡山駅までバスの送迎を行いました。
これからも、定期的にバイオマス発電所の見学会を行っていく予定です。
江湖村の木質バイオマス発電所のよさを多くの方に知ってもい、木質バイオマス発電の
普及に努めていきたいと思います。