8月10日(日)台風の影響により雨が降っていましたが、予定通り毎月恒例体験行事を
行いました。
今回は「ロケットストーブ作り体験」を行いました。
ロケットストーブとは、ごく少量の薪を完全燃焼させる仕組みで、その構造が簡単なことから
震災現場での煮炊きなどで活躍し、最近になって注目されています。
ロケットストーブを作る前に、地面をならし基礎を作っておきました。
レンガを利用してロケットストーブを組み立てていきます。
ピザ窯の両脇に2つのロケットストーブを作りました。
煙突をレンガで囲い、周りには断熱のため土壌改良材(バーミキュライト)を入れました。
その周りをさらに断熱のためレンガで囲っていきました。
仕上げに、レンガの上部を粘土質の土に藁をまぜたもので固めていきました。
ロケットストーブの1号と2号が完成しました。
さっそくトウモロコシを茹でたり、焼きトウモロコシを焼いたりしました。
ロケットストーブは、鍋などを調理するくらいの火力は十分にあります。
ロケットストーブの魅力は、熱効率が良く少ない燃料で、煙突内は500~600℃まで上がります。
間伐材や廃材、小さい薪、竹など燃やすものを選びません。
薪ストーブに比べ、灰がたまる量がはるかに少なく、完全燃焼するため煙が出ません。
冬場はストーブとしても大活躍します。
ロケットストーブは、作り方も簡単でとても魅力的なストーブです。
外は雨が降っていたので、参加した子供達は室内で木工細工体験を行いました。
みんな夢中になって作品を作っていました。
かわいい作品がたくさん出来上がりました。
昼食に食べるのに笹餅づくりとピザ作りを行いました。
笹餅は、硬くなりにくくするために団子の粉を練って、もち米を蒸す時に一緒に入れ蒸しました。
江湖村で採ったヨモギも茹でて刻んで、一緒に蒸しました。
みんなで、うすと杵を使用しお餅つきをしました。
おいしそうな草餅が出来上がりました。
みんなで中にあんこを詰め、笹でくるんでいきました。
笹餅は、つるつるした笹の表の葉に包みます。
その上からもう一枚、葉の表が上になるように包みます。
ピザの準備もしました。
子供達もトッピングを手伝ってくれました。
インゲン、ナス、ズッキーニ、トマトの乗った、夏野菜ピザの盛り付けが出来上がりました。
昼食の準備ができ、昼食には夏なので流しそうめんも行いました。
本格的な竹を利用した流しそうめんです。
お天気が良ければよかったのですが、雨が降っていたのでビニールハウスの中で行いました。
流れてくるそうめんを上手にすくって、とてもおいしそうに食べていました。
じゅうねんをすったタレに、シソやネギなどの薬味を入れたタレで頂きました。
クリーミーでとてもおいしかったです。
みんなで作ったピザや笹餅をお腹いっぱい頂きました。
参加してくれたお友達に感想を頂きました。
「流しそうめんがとても楽しかったです」
「また、参加したいです」
またの参加をお待ちしております。
次回は、9月14日(日)に「ラベンダーの苗植え・花壇作り体験」を行います。
種を蒔いて育てているラベンダーの苗を道端に植えたり、花壇を作り花の球根を植えます。
昼食には、今回作ったロケットストーブでご飯を炊いて、江湖村野菜を使ったカレーを
作り食べたいと思います。
江湖村野菜の販売も行っています。
ぜひ、遊びに来てください。