外の気温が低いので、ビニールハウスの気温も下がってしまいました。
寒くなってしまったので、畑の野菜も成長が止まってしまいました。
イチゴ畑のイチゴの苗も、少しアブラムシがついたり、葉っぱが病気になったり、
元気がないので本を参考にしながら、農薬代わりの菌液を手作りしました。
本を見ると、納豆の「納豆菌」がウドンコ病や、灰色カビ病に効果があると書いてあったので、
本を参考にさせてもらい、えひめAIという菌液を手作りしました。
イチゴも出来るだけ農薬を使用しない栽培をしているので、農薬に代わり安心して散布ができる
菌液を作ってみました。
「材料」
・納豆2パック
・飲むヨーグルト1リットル
・ドライイースト500g
・三温糖1㎏
・35度のお湯20リットルです。
簡単に購入できるものばかりです。
作り方も簡単でした。
①ミキサーに納豆と、三温糖、飲むヨーグルトを入れ、納豆が粉々になるまでミキシング
します。ミキサーに入りきらないので、材料を半分に分け2回、ミキサーにかけました。
②水の量を量るのにポリタンクを利用し、ポリタンクの中にドライイーストを入れ35度のお湯を
20リットル入れました。
③①でミキサーにかけた液と②のポリタンクのお湯を混ぜ合わせました。
④35度に設定した温度管理用のサーモスタットで一週間ほど加温するそうなのですが、
サーモスタットがなかったのでこたつを利用し加温しました。
一週間ほど置けば完成するそうです。
ドライイーストを使用しているので、匂いもパンの発酵をしている感じでそんなにきつくありません。
完成したら100倍に薄めて、7日から10日の間隔で散布すれば病気に効くそうです。
私たちが普段口にする納豆の納豆菌は、様々なパワーをもっているみたいです。
納豆菌が病原菌を寄せ付けず、酵素で病原菌を分解したり、抗菌物質も出してくれるそうです。
そのため散布すると、野菜が元気になり、微生物が増え土がよくなるそうです。
また、納豆菌は繁殖が早く、病原菌を餌に繁殖するそうです。
納豆菌のセルロース分解酵素が病原菌のカビを分解してしまうそうです。
納豆のネバネバも抗菌物質で、病原菌が近づけないそうです。
納豆にこんなにもすごいパワーがあることを知り驚きました。
イチゴの葉っぱが少し病気になってきてるので、菌液が出来たらすぐに散布をし、
農薬を使用しないイチゴづくりをしていきたいと思います。
また、簡単にできる乳酸菌酵母液も作りました。
「材料」
・米のとぎ汁1.5リットル
・白砂糖100gです。
①米のとぎ汁に白砂糖を混ぜ、ペットボトルに入れます。
②ペットボトルのフタを閉め発酵させるために、一晩お風呂のお湯に入れておきます。
翌朝、キャップをゆるめたときに、炭酸ガスがシュッと出れば出来上がりです。
日当たりのよい場所に置いて置くと発酵が進むそうです。
1~2週間に一度、500~1000倍に薄めて葉面散布すればいいそうです。
病気の発生を抑えたり、味をよくしたりする効果があるそうです。
イチゴ栽培の専門的な知識がないので、取り合えずイチゴの病気予防をし、
イチゴ栽培には追肥も必要なので、液肥も手作りで作ってみようと思っています。