今回は、青大豆で味噌を作ってみました。
青大豆は、大豆と同じく良質なたんぱく質やレシチンが含まれています。
記憶力を高め、老人性痴呆を予防したり、動脈硬化や脂肪肝を予防してくれます。
ビタミンB群も含まれており、疲労回復や血行をよくします。
青大豆には、大豆では期待できないカロテンやビタミンCもたっぷり含まれています。
ビタミンCは、抗酸化作用があり免疫力を高め、風邪やがん予防に効果があります。
青大豆味噌の作り方は、普通の味噌作りと同じです。
「材料」
・生糀ー5kg
・生大豆ー5kg
・塩ー2.9kg(一握り、味噌の上下に振る塩をとっておきます。)
・煮汁ー4kg(青大豆を茹でた汁をとっておきます。)
「作り方」
①青大豆を洗って、大きめの容器に入れ、たっぷりの水をはって一晩おきます。
②翌日、浸けた水を流し、青大豆を水切りして鍋に入れます。
③水をたっぷり入れ、やわらかくなるまで約4時間煮ました。
④青大豆を茹でてる間に、糀を塩切りします。糀を米粒がバラバラになるように揉み解
します。分量の塩を入れ均一になるようによく混ぜ合わせます。
⑤味噌を入れる容器に熱湯をかけ、容器を熱湯消毒します。アルコールで容器を拭き
ます。容器の下に軽く下塩を振っておきます。
⑥青大豆が指先でつぶれるくらいに柔らかくなったら、火からおろし、煮汁を分量分
とっておきます。
⑦機械に入れ、青大豆をつぶします。
⑧つぶした大豆を機械から取り出し、混ぜておいた糀と塩を加えます。分量の
煮汁を入れ、まんべんなく混ぜ合わせます。
⑨出来上がった味噌を丸めて、容器に詰めていきます。
⑩味噌を詰め終えたら、薄く上塩を振って、ラップをかぶせます。押し蓋をのせ、重し
をのせ直射日光の当たらない場所で熟成させます。重石がなかったので、水を入れ
たペットボトルを代わりにのせました。
⑪半年熟成させれば、味噌の出来上がりです。2カ月に1回、味噌の外側と中心や
上下でムラが出てしまうので、全体を均一に熟成させるため天地返しを行います。
青大豆で味噌を作るときれいな色なんだよって聞いたので、青大豆で味噌を作って
みました。
どんな感じの味噌に仕上がるのか楽しみです(*^_^*)