9月1日(土)に江湖村で、第4回SAVE JAPAN プロジェクトを
開催いたしました。
朝から雨が降ったりやんだりのお天気でした。
今回は、26名の参加者の皆様に集まって頂きました。
NPO法人江湖村の理事長からの挨拶でイベントが始まりました。
今回の講師も、吉井孝征先生にお願いをし、SAVEJAPANプロジェクトの
4回目がスタートしました。
今回は、テーマが「まもろう」と言うことで、豊かな自然環境を作るため、
どんぐりの苗植えを行いました。
まずは、どんぐりの苗植えを行う場所まで行くのに、「私の木探し」を行いました。
木のプレートに自分の名前を書いて頂き、歩いていく途中で、自分が気に入った木
を見つけて、自分の名前を書いたプレートを木に付けてもらいました。
時間が経ち、自分の名前の付いた木を見に、また江湖村に来ていただければ幸いです。
歩いていく途中、プルーンの木に食べごろのプルーンがなっていたので、皆さんで
プルーンを頂きました。
どんぐりの苗植えをする場所に到着した頃、雨が降りだしてしまい、急いで
どんぐりの苗植えを行いました。
去年の秋に拾ったどんぐりを蒔いて育てたものです。
今回植えたどんぐりは、広葉樹です。
広葉樹は、樹の根元に落ち葉を落とし、土が乾燥することを防ぎ、
土の微生物により分解され腐葉土となり、保水力を高め、樹木自身の肥料や、
冬越しする昆虫たちの住みかとなり最適な土壌を作りだし、森を豊かにしてくれます。
どんぐりは、森の動物たちの食料になり生態系を活性化してくれます。
また、ヒートアイランド現象により高くなった気温を下げ、地球温暖化の原因とされる
CO2の削減にも効果的と言われています。
雨の降る中、植樹作業をして頂きありがとうございました。
今回は、イベントのまとめとして、環境ワークショップを行いました。
参加者の皆さんが、環境について思うことや、実践していることなど
思ったことを葉っぱ型の用紙に記入して頂き、木の台紙に貼り付けてもらい、
「環境の木」を完成させました。
皆さんの自然に対する思いや、環境を守るためにできることなど、さまざまな意見を
皆さんで共有することができました。
全4回のイベントを通し、希少性動植物や、生き物が住みやすい環境づくり、
自然に触れて、自然の大切さについて学ぶことができました。
人間と動植物が共に共存し、生き物が住みやすい環境づくり、環境を汚さない
取り組みなどを引き続き行っていきたいです。
開催した日が、防災の日でしたので、吉井先生から防災の話や非常用持出袋に
ついて等、防災に関するお話もしていただきました。
身近にあるツナ缶を利用して、非常用のろうそく作りを行いました。
初めて見るツナ缶ろうそくに皆さん驚いていました。
最後にワークショップとして、牛乳パックを利用して、キャンドル作り体験を
行いました。
牛乳パックを切り、好きな色のクレヨンをハサミで削ります。
割り箸を使ってろうそくの芯をはさみ、中央に立てます。
お好みでポプリを入れました。
湯煎で溶かしたロウを牛乳パックに流し込みます。
クレヨンが溶けてそれぞれの色のキャンドルの完成です。
オリジナルキャンドルを作ることができました。
今回で全4回開催のSAVEJAPANプロジェクト、いきものいっぱい
「鬼沼の森と湖を冒険しよう」は、終了となります。
沢山の参加者の方にご参加頂き誠にありがとうございました。
今後も、NPO法人江湖村では希少性動植物の保全活動や環境学習等を継続して
行っていく予定です。