江湖村は毎年、お正月は雪が積もっているのが恒例ですが、今年のお正月は
雪のないお正月でした。
年末には、早くもふきのとうが顔を出しているのを発見しました。
本館ビニールハウスの中で栽培している梅の花も一足早く咲いています。
本館とゴルゲート2Fのビニールハウスの中に、寒さ対策として二重にビニールをかけ
冬でも野菜作りができるように対策をとりました。
本館に比べ、コルゲート2Fのビニールハウスは、1Fでバイオマス発電をおこなっているため
暖かいです。
ビニールハウスの中にもう一枚ビニールがかかっています。
本館も同様に場所ごとにくぎって、ビニールをかけました。
本館の畑は、冷え込みがきついので、何か暖房設備を設置しないとちょっと寒いです。
本館では、小松菜やチンゲン菜を育てています。
水菜や春菊の種も播いてあります。
今週土日には、少しまとまった雪が降りました。
雪がふんわりと木々に積もりとてもきれいでした。
冬のバイオマス発電所は、発電の熱と併用して薪ボイラーを焚きながら、チップの乾燥を
するために、蓄熱タンクの温度を下げないようにしています。
冬は、気温が低く晴れた日が続かないため、日差しも少なく燃料である、木質チップの乾燥に
時間がかかります。
試行錯誤しながら、燃料の木質チップの乾燥システムを作り実験を行っています。
中心にたくさん穴を空けたパイプを通し、ファンを利用し風を送ってチップを乾かしています。
同じく穴を空けたパイプを通し、2F~4Fまで風を送るシステムを開発中です。
フロア全体に、発電で作った温風が送られます。
乾燥室1Fの斜面は温風を利用し、4Fではチップの自然乾燥を行っています。
乾燥したチップは、サイロへ送られ、大きな羽が回転し、発電の燃料として発電機へ送られます。
いかにたくさんのチップを早く乾燥させられるか、実験を行いながら開発しています。
メリーさんとユキちゃんは、毎日鶏小屋を出入りしながら、江湖村を歩き回っています。
仲良し親子です。
鶏さんも、今年は雪が少ないので日中は外で放し飼いにしています。
今月は、15日(金)と29日(金)の2回、バイオマス発電所見学会が行われます。
今年も、江湖村は楽しく元気に頑張っていきます。
たくさんの方に江湖村を知って頂き、発電所見学会やイベントに参加して頂けるように
頑張ります。