今年も、NPO法人江湖村で森と湖の自然楽校を開催いたしました。
第1回目は、「魚つかみ体験です」
内容は、イワナとニジマスを池に放し、つかみ取りし、自分たちで調理して頂きます。
今回のイベントは、午後からのイベントでした。
NPO法人江湖村の理事長からあいさつがあり、イベントがスタートしました。
江湖村にある池に移動し、魚つかみ体験を行いました。
イワナやニジマスを約20匹放したのですが、池の水が濁ってしまい、
なかなか魚を見つけることができませんでした。
手づかみで捕まえるのをあきらめ、網を利用し捕まえることにしました。
それでも、なかなか魚が捕まらず、少しづつ池の水を抜いて捕まえることにしました。
すると、ようやく魚を捕まえることができました!
水かさが減ったので、池に放した魚を、みんなですべて捕まえることができました。
今回は、捕まえた魚を塩焼きにして頂きます。
料理人をしている笠間先生を講師に迎え、魚の調理の仕方を教えていただきました。
小さな子供たちもいるので、包丁を使わないつぼ抜きと言う方法を教えてもらいました。
つぼ抜きとは、魚の腹を切らずに、えらと内臓を口から抜き出す下ごしらえの
やり方です。
口から割り箸を差し込み、魚を回しながら、箸を引き出すと、えらと内臓が
一緒に抜けます。
内臓を取り出した後、きれいに水洗いをし、串にさしていきます。
しっぽやひれに塩をたっぷりとつけます。
最後に、体全体に塩を軽く振りかけます。
炭火でじっくりと焼いていきます。
すると、イワナやニジマスの塩焼きの完成です。
最初は、説明を聞き「怖~い」「気持ち悪い」と言っていた子供たちも、
「自分でやってみる」といって、自分で捕まえた魚を先生のところに持ってきて、
教えてもらいながら魚を調理しました。
生きた魚を調理する機会がないので、とても勉強になりました。
じっくりと炭火で焼いていきました。
いい感じに焼けたので、焼きたての塩焼きを皆さんで頂きました。
おいしいいの笑顔が溢れました。
皆さん残さずにきれいに、お魚を食べてくれました。
おかわりもしました。
今回は自分たちの手で魚を捕まえ、調理して、残さずに頂きました。
食べているものの命に感謝する気持ちや、残さずに食べる大切さを
少しでも学んでもらえたらうれしいです。
第2回森と湖の自然楽校は、9月17日(土)に開催いたします。
木の丸太や枝を利用し、動物のオブジェ作りを行います。
皆様のご参加お待ちしております。