8月24日(土)にSAVEJAPANプロジェクト第3回目山のいきもの編が
開催されました。
当日は、天気も良く子供たちの元気な声が江湖村に響き渡りました。
今回の参加者は35名でした。
開始の時間の10時になり、NPO法人江湖村の理事長から挨拶がありました。
今回も講師は、ホールアース自然楽校の伊藤航さんにお願いいたしました。
小さい子供たちにもわかりやすいように、写真を用いて注意事項の説明や、簡単な
ゲームを行いながら皆さんが早く打ち解けられるように挨拶してくださいました。
大学生のボランティアの皆さんにもお手伝いを頂きました。
今回は、江湖村の山を歩き自然の中で、森の学習をします。
記念撮影を行い、いよいよ出発です!
てくてく皆さんで、山道を登ります。
登る途中で、触るとかぶれる危険な植物や、葉っぱにとまっている小さな生物を
見つけたりしました。
小さな子供たちも自分の足で、がんばって歩きました。
登る途中、休憩をしながら登りました。
山の中腹まで登ったところに、少しひらけた場所があり、ここで勉強会をします。
座って伊藤さんの話を聞きました。
紙芝居を用いて森林についての学習を行いました。
日本の国土面積に占める森林の割合は約70%です。
その中で、森林を成長過程で分類するとおもに「天然林」と「人工林」の2つの
タイプに分けられます。
天然林と人工林の2つの違いを実際に見て、違いや用途などを詳しく学習しました。
左が「天然林」で右が「人工林」です。
天然林は、主として自然の力により成り立った森林のことで、多様な種類や年齢の樹木が
入り交じって生えています。
人工林は、木材生産のために、人の手で育てている森林で、樹木が密集して生えて
います。
人工林は、植林から伐採まで、下草刈り、間伐、枝打ち等、人が手入れをし、管理
しながら育てます。
人工林において樹木の健全な発育を助けるために密集した一部の木を切る、間伐作業は
残っている木が健全に育つためにはとても大切な作業です。
国産の木を使用することで、森林維持→森林育成→木材生産→木材加工→
建築・産業活動→地域経済活性化へと繋がります。
身近にある木について、伊藤さんが子供たちにもわかりやすくイラストを
用いて説明してくれました。
同じ場所で、今回は、間伐材の杉の木を利用して、丸太のパズル作りを行いました。
まず、薄くスライスした丸太に、ポスカで好きな絵を描いてもらいました。
クワガタや車、アニメのキャラクターなど皆さん楽しそうに絵を描いてました。
絵が描き終わったら、丸太を裏返してハンマーで丸太の中央をたたきます。
すると、丸太が割れてパズルのピースが出来上がります。
大きい破片は、またたたくと半分に割れます。
8ピースくらいに割るとちょうどいいパズルになります。
完成したパズルを組み立ててもらい、袋に入れて持ち帰ってもらいました。
たくさん遊んで下さい⤴
作業が終了し、また来た道を戻ります。
大きな葉っぱになる、朴(ホオ)の木を見つけたり、葉っぱで太鼓遊びをしたり
しました。
最後に、じゃがいもの収穫体験を行いました。
お父さんお母さんにスコップで土を掘り起こしてもらい、土の中からじゃがいもを
見つけていきました。
コロコロ出でくるじゃがいもを袋に入れていきました。
じゃがいもの収穫が終わり、会場に戻りまとめの話やSDGs(エス・ディー・ジーズ)
についての話を聞き、イベントが終了しました。
天気がよかったので、青空の下で昼食を頂きました。
今回は、スパゲティーとピザを焼きました。
みんなで美味しく召し上がりました。
これで、全3回のSAVEJAPANプロジェクトが終了いたしました。
水中に住むたくさんの生き物や森林のことについて学ぶことができました。
たくさんの方にご参加頂きありがとうございました。
来年もまた、たくさんの子どもたちが笑顔になれるイベントを開催して行きたいです。