7月28日(土)に第3回目となります、SAVEJAPANプロジェクトが
開催されました。
今回は、江湖村の目の前に広がる鬼沼で、地引網を行い猪苗代湖に生息する生き物の調査
やアサザの観察を行いました。
台風が接近中で天気が心配でしたが、20名の参加者の皆様に集まって頂けました。
初めに、開催の挨拶とイベントの趣旨説明がありました。
今回は、生き物の調査をする前にNPO法人輝く猪苗代湖をつくる県民会議
理事長中村玄正先生をお招きし、講演会を開催しました。
講演内容は「猪苗代湖の水質と魚類等について」です。
講演では、かつて水質が日本一であった猪苗代湖が汚れてしまった原因や、現在
水質をきれいにするため取り組んでいる活動をわかりやすく教えて頂きました。
また、どんな生き物が猪苗代湖に生息しているかを写真で説明して頂きました。
今の猪苗代湖の現状を知るための、為になる講演会でした。
猪苗代湖へ移動の前に、参加者全員で記念撮影を行いました。
いよいよ猪苗代湖で生息する生き物調査です。
今回の生き物調査は、猪苗代・秋元非出資漁業協同組合様に特別に許可を頂き
地引網体験を行いました。
江湖村から、目の前に広がる猪苗代湖鬼沼に移動をしました。
目的地に到着し、網の引き方の説明を受けました。
皆さんで力を合わせ、左右に分かれ仕掛けておいた地引網を引っ張りました。
どんな魚がいるか楽しみで、皆さんで網を一生懸命引っ張ってくれました。
網をたぐり寄せ、どんな魚がかかったか網で捕まえました。
魚の名前や形を見て頂くため、一度捕まえた魚を水槽に入れました。
水槽に入れて魚の観察を行いました。
外来魚のブルーギルやフナ、カワエビ、トンボのヤゴなどが網にかかりました。
記念に捕まえた魚の絵をバッジに描いてもらいました。
生き物調査が終わり、外来魚以外は、猪苗代湖に戻しました。
そして、鬼沼に生息する希少性植物アサザの観察を行いました。
アサザは、池や沼に生える浮葉植物で、縁が糸状に裂けてフリルのようになった
黄色い花を花茎の先につけます。
花は、一日花で午前中に開き、夕方には閉じてしまいます。
ちょうど、黄色いアサザの花を観察することができました。
台風の影響で、雨が降り始めたので急ぎ足で江湖村に戻りました。
屋外で予定していた、ワークショップを室内で行いました。
今回は、「ペットボトルと炭を使って、水のろ過システム作り」を行いました。
講師の吉井先生に作り方の説明を受け、小さいペットボトルの容器を利用し、
綿や砂、炭や、小石を層にして敷き詰め、汚れた水をろ過するろ過システムを
作り、水がきれいになるシステムを学びました。
お昼になり、昼食を頂きました。
メニューは、夏野菜カレー、コンソメスープ、チョップドサラダ等でした。
次回、9月1日(土)でSAVEJAPANプロジェクトも最終回となります。
次回は、江湖村散策と自然保全活動の一環として、どんぐりの苗木を植えたり、
皆さんで、環境ワークショップを行い自然環境について意見を出し合い、イベントの
まとめを行う予定です。
自然に触れ、自然環境について一緒に学びましょう。
小さなお子様から大人まで一緒に楽しめる内容となっております。
どなたでも参加できます。
皆様の参加、お待ちしております。